ホーム>BOOK>佐倉卯月のStand Alone UZUZ
僕は辞書が好きである。
しかし、別に勉強が好きというわけではなく、辞書をめくるときのペラペラ感が好き なのだ。
特に使い込んで周りがくたくたになっている辞書!
ページを一枚一枚めくるごとに、何かものすごい宝の本を読んでるみたいでワクワク してくる。
小さい頃、兄貴とわら半紙?クラフト?みたいな色の紙(無印みたいなの)がある と、地図を描いてわざとクシャクシャにして、「宝の地図!!」って言って遊んでた。
それと一緒に新聞紙を丸めて剣や弓や槍を作って、気分は冒険者!!
そして今、僕はThe POWER PROJECT クーデターという海賊船に乗っている。
今日、この海賊船は次の航海に出航した。
次の島はどんな島なんだろう?どんな宝があるんだろう?
僕らの船は留まることをまだ知らない。
世界を巡り終わるまでは・・・!!
僕が何かに必死になれるとき、
それは大切なものを、自分の意思で失くしたときだと気づいた。
大切な何かのために、大切な何かをあきらめなければならない。
それほど悔しく、むなしいことがあるだろうか。
僕は欲張りだから、本当は両方あきらめたくない。
でも、僕は一人しかいないから、ひとつのことしかできない。
くやしい、悔しい、クヤシイ・・・・。
人はもろい生き物だということを思い知らされる。
一人では何もできないことを実感させられる。
誰よりも頑張れていない、何もしていない自分に気づく。
生きていく中で、仲間はみんなきっとそれに気づいているから、
かっこよく見えるのだと思う。
でも、僕はソレを知った
僕は欲張りだから、宝島は、まだ見えないけれど、今度こそ両方手に入れてしまおう。
そのために今よりもっともっと強く生きていこう・・・。