Favorite Banana Indians

Mail

BOOK

ホーム>BOOK>おばきゅ~の中身

おばきゅ~の中身

「外見」か「中身」か

ほっほ~い♪10月に入り、すっかり秋めいてきた今日この頃皆様いかがお過ごしですか?秋といえば、芸術の秋。知り合いの芝居も目白押し。自分の本番も控えてたりします。そんな中、大好きなミュージカルの映像版を観ました。その名は「オペラ座の怪人」。音楽が大好きなんです♪まぁ、ゆっくり映像で観ると、内容が結構わかりずらいものだったんだなぁなんて思ってしまいましたが、今回はそういう話じゃございません。

 「オペラ座の怪人」は、醜く誰からも愛されなかった男が美しい歌姫に恋をして、拒絶されたからダダこねて暴れちゃったって話でした(苦笑)醜いあまり、美しいものに心惹かれる。これは誰にでもある感情だと思う。醜いとか美しいってラインはあるけど、大抵好みの問題だったりする。どうみても「かわいい」とは言いかねる女の子でも、それが好みの男性からは「かわいい」のだ。ま、そういう話がしたいわけではなく(って、前振りながっ)「オペラ座の怪人」に限らず「エレファントマン」「マスク」もしかして「美女と野獣」などなど、醜いゆえに美しいものに憧れたり、恋焦がれたりする話は世間でよく聞く。そこで考えました。

 よく、恋をするのに大事なのは「外見」か「中身」かって話しますよね。中身はもちろん大事です。でも、中身重視ならば外見はどうでもいいのかっていうとまたそれは別問題。中身重視って言う人たちにも、ではどうしてその子の中身を気にするようになるのかって聞くと、かわいいなって思ったからなどと返ってきたりします。つまりは外見から入ってるんですよね。これって、結局イタチごっこな問答なのかもしれません。

 「オペラ座の怪人」を観てひっかかったのは、美しい歌姫は中身も美しかった。でも結局外見の麗しい別の男の所に行った。そこの部分です。心優しいから外見で人を判断せず、優しく接したりすると、醜いからと蔑まれている人は勘違いしたり、元々美しいものに憧れてるからその人を求めてしまう。でも結局はその想いは受け入れられなかったりする。。。では、そういう人に優しくしないほうがいいのかと言われると、違うと思うし。もちろん、逆にとっても美人なのに中身が最悪な人もいます。結論からいうと「美しくて中身も良い」のが一番なのかと思うってことですが(苦笑)そうはいってられないのが現実です。

「整形美人」ってドラマがありました。美しくないことがコンプレックスで苛められてた女の子が整形して美人になってモデルになり恋をするお話です。ほかにも、ものすっごいブスな女の子が全身整形して美人に生まれ変わり、ハンサムな人気者の男の子に恋をしてってコメディ漫画もありました。韓流スターのチェ・ジゥの整形疑惑もあります。特に漫画を読んで感じたのですが、整形してたとえ美しく生まれ変わろうとも、元々のモノがあるのだから子供にそれが受け継がれてしまうってことです。本人たちは、整形なのを承知かもしれないけど、生まれた子供がかわいそう。周りからも色々言われるだろうし、もしかしたら本当の子供じゃないのかもって悩むこともあるだろうし。って、話がとてつもなく流れてしまいましたが・・・。

 人間は美しいものを求める生き物なんですね。たとえ整形してでも美しくなりたい。それはもちろん私だって思うことだし、自分の顔に100%満足してる人なんていないのではないでしょうか。でも、よく言われることだけど、中身が輝いてる人が本当に美しい人だと思うわけです。「オペラ座の怪人」も歌姫に「顔はもう怖くない。ゆがんでいるのがあなたの魂だとわかったから」と言われてしまいます。暗い人生に最初は同情したけど、中身が歪んでいるお前に同情できんってわけです。「エレファントマン」でも「マスク」でも、歪んだ外見で判断せず、中身に惹かれて人が集まってきました。「美女と野獣」もしかり。「整形美人」も整形だと発覚した当初は拒絶されたりするけど、彼女の内面に惹かれてハッピーエンド。漫画も同じく。

 だから、世間で「私ブスだから」「俺ってこんなだし」なんて思ってる人たちは、鏡みてへこんでる暇があったら中身を磨けといいたい。もちろん自分にも(笑)
 外見が美しい人たちに比べて、注目される確率は低いかもしれないけれど、だからといっていじけたらその確率はますます下がるんです!なにかに熱中するでもよし、気持ちをプラス思考に変換するんです。

 個人的な話になってしまうけど、昔雨上がりに泥水に写った青空がとってもきれいに見えた事があったんです。汚いって思う泥水でも美しいものを写すときれいに見えるものなんだって思いました。その話を知っただぁりんは「いつまでもそう思える人でいて」って言いました。そんなだぁりんにダイエット命令くらってる私って・・・と思わずにいられませんが、それはまた別のお話ってことで置いておいて(苦笑)これは私の中身がきれいなんだってお話ではありません。少しはきれいな部分があって、それを評価してくれてる人がいるって事です。

 今度私はとても美しい人たちと共演します。美人でおしゃれでかわいくて・・・それこそ「私なんか・・」って言いたくなる人たちです。でも、私には私のいいところがあるはずだし、すべての人に「いい」と思われてたら選別が大変です(爆)自分の愛する人に愛されればそれでいいのですから、上を見たらキリがないし、後ろばかり見てたら向上しないし、自分の限界と限度を知って自分を磨いていこうと思っています。あれ?前半と話摩り替わったかしら?いやいやそんなはずは・・・。

 結論。「外見も大事だけど、自分の内面をもっと見つめて磨きましょう」って感じです。結局は前回のエッセイの自画自賛じゃないけど、プラス思考で生きていきましょうって事ですね♪というわけで、また明日からも自分磨きに精進しまっす☆